コンテンツにスキップする
メニュー

展示

フォントサイズ:
小さい文字サイズ
中程度の文字サイズ
大きい文字サイズ
:::

十三行常設展

皆様は、本館に足を踏み入れる前から、まるで当時の十三行に戾ったような気分になりませんか。山と海を象徴する建築群と、斜めに傾いて設計された八角塔、山をイメージした高くそびえる鋭角の打放しコンクリートの建築物は、考古現場が二度と元の姿には戻れないことと、十三行遺跡を救い出した当時の情況を隠喩しています。十三行遺跡発見のストーリーは、当時空軍パイロットが十三行上空を飛行した際に、羅針盤の異常に気づいたことから始まります。劇場式の展示から十三行の展示が始まり、見学者を館内へと誘い、十三行を体験させてくれるでしょう。十三行から出土した各種の重要文化財も展示され、その中で台湾にただ一つしかない「人面土器」なども含まれ、最も見学者に注目される展示物になっています。

 

遺跡を見てみよう遺跡を見てみよう

【遺跡を見てみよう】

 

博物館の常設展入口に位置し、9台の55インチの液晶モニターをつなげた壁面大型モニターに、実写とアニメーションのテーマ映像を組み合わせて放映し、先史時代の遺跡を臨場感たっぷりに紹介しています。

台湾には国指定考古遺跡が10カ所あります。そのうちの十三行遺跡と大坌坑遺跡は八里に位置しています。そして、台湾北部に発見された先史文化は一般に6つに分けられ、八里の地名に由来する文化名はそのうちの半分を占めています。約5,000年前から、この淡水河河口左岸の海辺、平野や山間部に人々が今日まで住み続けてきたため、八里には祖先に関わる文物や記憶があちらこちらに残されています。

こうした「考古遺跡」はなぜ重要なのでしょうか?今はどうなっているのでしょうか。飛行機に乗り込み、観音山から河口や海岸に向かいながら、さまざまな年代の、違う種類の考古遺跡の真の姿を見てみましょう。

考古学作業体験コーナー考古学作業体験コーナー

【考古学作業体験コーナー】

 

考古学者は時空の探偵とも言えるもので、発掘作業によって得られた遺物やその上に残っている痕跡から手がかりを探し出し、先史時代の人々の生活に一歩ずつ近づいていきます。このコーナーでは、考古学者の視点から先史文化を探る方法を説明します。

「考古学作業体験コーナー」では、考古遺跡から出土する石器、木器、骨角・牙・貝製品、土器、金属器などさまざまな遺物を紹介し、遺物の特性とその保存方法についてを説明します。

このほか、型式学や放射性炭素年代測定、花粉分析、土器分析、X線画像分析、地質分析、人骨研究などの科学的な分析法について取り上げ、実際に手を動かしたり、実物模型を使ったりしながら、科学的な分析のプロセスを知ることができます。また、清代初期の、台湾と関係のある古地図や画像も展示しています。こうした展示を通して、各種の科学的な方法によって、考古学者がどのようにして過去を探っているのかが理解できます。

八里タイムマシン八里タイムマシン

【八里タイムマシン】

 

このコーナーでは、八里地域の五つの重要な時代区分と各時代の主な出来事をコンパクトに展示しています。八里地区は、東は観音山、西は台湾海峡、北は淡水河に接しています。この立地は昔からずっと変わっていません。しかし、ここにいる人々や文化は、時代とともに変化してきました。それでは、みなさん、タイムマシンで過去へと旅し、八里という土地に刻まれた物語をたどっていきましょう。

ここでは、新しい科学技術を使った多くの展示方法を導入しています。たとえば、サンドボックスに色鮮やかに映し出される地表の状態からは、地形の変化や景色を知ることができます。導電性インクを使ったセンサーシステムは、触るだけで台北港の北堤防の湿地や挖子尾マングローブ自然保護区の生態系が瞬時に姿を現します。VRゴーグルを着けると、水運で栄えたかつての淡水河の様子がセピア色の写真によってよみがえってきます。また、単なる普通な土地契約書と思われるかもしれない古い文書からは、漢人と八里の先住民との関係がわかります。拡張現実を使ったライブ映像は、十三行人が暮らした集落を再現し、ご来館の方々に1000年以上前の八里をまわりながら十三行人の生活を体感していただきます。

十三行の暮らし十三行の暮らし

【十三行の暮らし】

 

「十三行の暮らし」では十三行遺跡の遺物を系統立てて展示し、先史時代を生きた十三行人の生活環境や文化の様相を探っていきます。

十三行遺跡には、台湾で初めて確認された製鉄技術をもつ文化で、台湾北部の典型的な金属器文化とされています。遺跡から出土した多様な石器、骨器、美しい文様が施された土器は、十三行人の工芸技術レベルや芸術的センスを示しています。また、玉類や青銅器、ガラス、金銀器も発見されたことによって、十三行人がどのような交易を行っていたのかを知ることができます。そして、トレンチから見つかった鹿や豚、魚、鳥など動物の骨や貝類からは、当時の豊かな自然資源や十三行人の食生活、生業システムがわかります。

特にお薦めなのは、当館の宝ともいうべき「人面土器」です。人間の顔が立体的に描かれた土器は、台湾では十三行遺跡にしか見つかっていない、ぜひ見ていただきたいすばらしいものです。

TOP